積雪センサー「SDS-105」は、消融雪システムの自動制御用センサーとして開発したものです。 従来、無散水融雪設備の自動制御には降雪センサーを利用していましたが、降雪量に応じた出力制御が難しく余分な稼働時間が多いものでした。本製品は、積雪深で出力をON/OFFする事により効率の良い制御が可能になりました。

特長


  • 設定した積雪値になると出力信号が出ます。
  • 交互融雪設備用に交互出力モードを装備しています。
  • 設定を変更することでさまざまな融雪設備にご利用頂けます。
  • 制御部から簡単に設定変更が可能で、0cm基準設定も”0㎝SET”ボタンで簡単に較正可能です。
  • 制御部にはロガー機能があり、”積雪深”、”温度”出力状態データを記録し、10分毎のデータで約350日の記録保存が可能です。
  • シリアル通信端子(RS-232C)を標準装備していますので、通信装置を接続してインターネット経由でサーバーへデータを転送することを容易に行えます。(SDS-105Dのみ)
  • センサー部には着雪対策のガラスヒーターを装備しており長時間の欠測を防止します。

製品情報


設置例


取付例


カタログ


SDS-105D

仕様 »データダウンロード


電源電圧 DC 12V-1A以下  (AC 100~230 / DC 12Vアダプタ使用)
周囲環境センサー部温度:-20~+40℃  湿度:95%以下(ただし結露のなきこと)
制御部温度:-10~+40℃  湿度:85%以下(ただし結露のなきこと)
センサー部測定方法光学距離センサー
光源レーザ-ダイオード(赤色)
光出力1mW未満(JISクラス2)
測定可能範囲積雪深=0~5m
測定精度±1.0㎝(擬似雪面使用時)
測定間隔1・5・10・20・30・60min(設定による)
測定角度 45°~90°
データ伝送RS-485規格準拠(制御部間)
ケーブル条長標準付属品=5m
防水性能IPX3(JIS保護等級準拠)
ヒーターレンズ面ガラスヒーター
制御部表示

(LCD) 20文字2行

(LED) 電源、出力、手動

LCD表示内容

西暦/月/日、時間、積雪深(*㎝)、温度(*℃)、制御出力状態

エラーコード(発生時のみ)

出力信号

(積雪出力) 無電圧a接点×2系統

(凍結出力) 無電圧a接点×1系統

デジタル出力RS-232C規格準拠 ASCIIコード 〔SDS-105Dのみ〕
ロガー機能測定データ保存(測定間隔10分で約350日保存可能)
消費電力 待機時:約2W以下  測定時:約3W以下  ヒーター動作時:約5W以下
製品重量センサー部約2.0㎏(含・金具)
制御部約0.5㎏
寸 法センサー部

W・H・D = 107・266・261

※設置角度60°の場合

制御部W・H・D = 205.6・45・125.6

外形寸法  »データダウンロード